Collaborative Research
共同研究開発
広島大学との共同研究から
アルタン株式会社と国立大学法人広島大学「大学院生物圏科学研究科(現:大学院統合生命科学研究科)、医歯薬保健学研究科(現:大学院医系科学研究科)」は、植物由来成分や食品添加物を用いた人に優しい抗ウイルス剤の開発を目的として、2006年(平成18年)より共同で研究を開始し、種々の植物成分について検討した結果、柿の抽出物(柿渋、カキタンニン)に抗ウイルス効果があることを見出し、2007年(平成19年)9月25日、第28回日本食品微生物学会学術総会にて、柿渋の持つ抗ウイルス作用を初めて発表しました。
広島大学大学院総合生命科学研究科ページ
広島大学
Development Products
共同開発で生まれた柿渋パワー製剤
研究成果での特許取得
現在では、柿渋が幅広い種類のウイルスに対して強力な効果を持つ、有用な物質であることが明らかになっています。この研究成果は日本ウイルス学会学術総会、日本食品微生物学会学術総会において随時発表しております。
広島大学とアルタンは「抗ノロウイルス剤およびこれを含有する組成物」において共同特許を取得しています。
まさにマルチな抗ウイルス製剤
柿渋の効果はノロウイルスだけでなく、エンテロウイルス属の非エンベロープウイルスであるコクサッキーウイルス(手足口病)、アデノウイルス(プール熱)、ロタウイルス(乳児下痢症)等にも驚きの効果を出しており、こちらも広島大学とアルタンは「エンテロウイルス属の非エンベロープウイルスに対する抗ウイルス剤、および抗ウイルス組成物」における共同特許も取得しています。
【柿渋を含有する製品の抗ウイルス検証データ】
①リアルタイムPCR法による試験データ
(柿タンニン入りエタノール製剤)
柿タンニン入りエタノール製剤
②感染価測定方法による試験データ
(柿タンニン入りエタノール製剤)
柿タンニン入りエタノール製剤
②感染価測定方法による試験データ
(柿タンニン入りハンドソープ)
柿タンニン入りハンドソープ
④リアルタイムPCR法による試験データ
(柿タンニン入りハンドローション 開発番号: KSYHL-625-3-5)
柿タンニン入りハンドローション